英彦山
2016・07・10
以前より福岡県田川郡添田町と大分県中津市山国町とにまたがる標高1,199mの英彦山(ひこさん)に登るべく機会を待っていたが本日決行だ。英彦山は福岡県では2番目に標高の高い山で人気のある山である。耶馬日田英彦山国定公園の一部に属し、日本百景、日本二百名山の一つに数えられ、また弥彦山(新潟県)、雪彦山(兵庫県)とともに日本三彦山に数えられる。
天気予報ではイマイチだが梅雨時だ、そうは贅沢も言えない、曇りだが決行する事にした。午後からの急変も考え04:40に家を出発、大分道で日田ICまで向かい国道211、500、と経由し07:20に英彦山神宮の表参道コースの駐車場に到着した。支度をして有名な銅鳥居(あかとりい)(写真)をくぐり参道の石段を登っていく、ウオーミングアップにはちょうど良いな、、、

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英彦山は出羽(現山形県)の羽黒山、熊野(現奈良県)の大峰山と並び日本三大修験道の霊場とし名をとどろかせ、九州全域の人々の信仰を集めていた。江戸時代の最盛期には、「彦山三千八百坊」といわれ、3,000人の衆徒と坊舎が800を数えたと伝えられています。銅鳥居(あかとりい)から約20分で奉幣殿に到着するが途中の参道には沢山の旧跡が残されている。奉幣殿の鳥居(写真)をくぐると暫くは長い石段を登って行く。登山道はさすがに整備されているが夜半の雨で岩などが滑りやすい状態だ、結構きつい登りが続く、朝が早かったため寝不足で体調が決して良くは無い、頂上まで残り800メーターくらいからペースが落ちる、数十メーター登っては休み数人の登山客に追い越されるしまつ、、

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銅鳥居を出発して3時間近くかかってしまったが何とか英彦山山頂(写真)の中岳に到着した。頂上には英彦山神宮の上宮があり参拝をした。今回は雨上がりに気温も上昇し蒸し暑くて参った、体力を消耗した原因でもあろう、ちょっと時間が早いが体力も消耗したしコンビニで買ったオニギリを食べて昼食とした。1時間ほど滞在し下山は他のコースも考えたが午後から雷注意報も出ていることだし天気の急変も考え今回は同じコースを下山する事にした。頂上で補給もしたし帰りは予想を上回る早いペースで下山し奉幣殿に到着した、、、

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銅鳥居のある地点から奉幣殿までは一般の参拝客が多いためスロープカーが走っている、決してバテタわけではないんだが周りの景色を眺め話のタネに乗ってみた(写真)、前方の山は既に雨が降っているのが解る、間もなくこちらも雨になるはずだ、できれば今度は紅葉の時期に来てみたいね、、、

英彦山
蒸し暑さで大汗をかき気持ちが悪い、駐車場の近くに温泉施設がある(写真)、こりゃ汗を流さない手はない、と言う事でざっぷりと温泉に浸かり疲れも吹っ飛んだ感じだ。温泉を出て帰路につくと間もなく雨が降り始め次代に本降りになった、ナイスタイミングでしたねー、