d3001109 タクシー13年前だが社員を全員解雇して一人で営業に回っていた。「あなたも2種免許を取りませんか、無料」というある記事を見た。無料ならとってみるかなー、時間はあるし何かの時に役に立つかもしれない?興味半分、面白半分で申し込んで1か月ちょっと教習所に通い2種免許を取った(5~6人いたがね、)。しかーしだ! 終わってから主催者の説明会で、公金を使って免許を取得したんだから活用していただきたい、、と暗に強制のような言い回し。内心、仕方がないな、ま~1、2か月タクシーに乗り辞めればいいわ、、わたくし自身、当時はまだタクシーの運転手というとあまり良い印象は持っていなかったが、タクシー業界はどこも運転手不足だ、すぐに地元で大手のタクシー会社に入社したのが始まりだ。もともと接客の仕事を長い間していたので慣れてくると、この仕事は俺に合っていそうだなー!お客様は老若男女、お百姓さんから大学教授、弁護士、医者、有名タレント、若い女性から酔っ払い客、やくざからチンピラ、実に多種にわたる、いろいろな人との出会いがこの仕事の魅力だね。ご乗車いただいたお客様の勧め、影響から郷土の名所史跡に興味をもち多くの史跡を回り1冊の本にまとめ同僚、希望者にさしあげて大変喜ばれたし、また山登りを勧められ山登りもわたしの趣味に加わった。

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優良賞 002-21~2ヶ月で辞めるつもりで始めた新米タクシードライバーだが自分にあった仕事で結構たのしく5年後には勤務先より優良賞を頂きずいぶん励みにもなった。しかし6年後のある日、思いもかけず病を告げられ、もう少し続けたかったが止む無く退職するに至った。縁がありご当地に引っ越し入院加療のすえ、お陰で元気になり、家族の反対を押し切り未練があったタクシードライバーに復帰した。しかし年齢も若くはなく地理も解らない地で不安もあったが昼間の勤務だけと言う事で始めたが、ご当地で7年目に入り通算13年目に入った。昼間の勤務だがほとんど待機することはなく毎日6~7時間はハンドルを握っている。まだまだ気力も充実しているし仕事は楽しいが大切なお客様の命を預かる仕事だ、決して若くはない年齢だし、お客様に不安を与えてもいけないし引き際が大切だと思うこの頃だ、、、  しかしご当地でも名所史跡巡り、山登りはまだまだ続いている。