hamさんのひとり言。

昔の話、今の話、自由に綴る波乱万丈の我が人生。

2019年09月

別府タワー
大分県別府市と言えば大分市に次ぐ人口約122,000人の都市で、別府温泉としてあまりにも有名である。昔は新婚旅行と言えば東は熱海温泉、西は別府温泉として人気があった。瀬戸内海の女王と呼ばれた関西汽船の豪華客船 ”くれない丸”で訪れた人も多いだろう(写真は別府タワーと別府市街)。

別府湯けむり
温泉県大分県にあって特に有名なのが別府温泉であろう、源泉数2,300ヵ所以上で日本の総源泉数の1/10を占める、また湧出量も約13万キロリッター/1日でともに日本一である。四季を問わず国内外から年間1,000万人を超す観光客が訪れる一大観光地である。別府市内にはそれぞれの泉質や雰囲気が違う温泉が数百あるが、それらは歴史の異なる8箇所の温泉郷を中心に分布しており、これらを総称して別府八湯(べっぷはっとう)と呼んでいる。別府温泉、浜脇温泉、観海寺温泉(かんかいじ)、堀田温泉(ほりた)明礬温泉(みょうばん)、鉄輪温泉(かんなわ)、柴石温泉(しばせき)、亀川温泉(かめがわ)(写真は別府温泉の湯煙)。別府温泉の湯けむりは「21世紀に残したい日本の風景」として富士山に次いで2番目に人気のある風景です。

鉄輪温泉 ひょうたん温泉
縁が有り温泉県の大分に住んだわけだ、温泉に入らない手はないネ、百を超す公共の温泉施設があると言われる、無料から数百円の施設があるなかから鉄輪温泉にある民営の「ひょうたん温泉」(写真)に行って来た。別府市内の国道10号線から500号線(やまなみハイウエイ)に入り暫く坂を上り、右側にあるスーパーの先を右折してすぐ左側にある。駐車場には多くの県外ナンバーの車が駐車していた。

鉄輪 ひょうたん温泉
入り口で入浴料の700円(18:00以降大人550円)を払い中に入った。ミシュラン観光ガイドで最高ランクの3つ星を4回連続で獲得した別府を代表する温泉入浴施設だ。露天風呂は勿論、岩風呂、ひょうたん風呂、ひのき風呂、名物の打たせ湯(瀧湯)、高温、低温と二つの温泉蒸気を使った蒸し風呂、たくさんの種類の家族風呂、別料金(300円)の砂風呂、など等がありゆっくりと温泉を楽しめる。泉質はナトリュム塩化物泉、全国でも珍しい弱酸性の塩化物泉で肌に非常に良いらしいネ、、、。無料休憩所、お食事処「湯らり」もありゆっくりと楽しめる。ミシュランの3つ星と言うことで、新しく綺麗で高級感と言うイメージで行くと少し違うかもしれないがネ、。


mixiチェック

669923_s 不倫市内中心部のファッションホテルに配車になった。20歳代のカップルが乗車、おそらく夜の仕事の同じお店の二人だろう、10年以上もこの仕事をやっていると二人の関係などなどが手に取るようにわかる、私は後部座席のお客様の顔をルームミラーで見ることはほとんどない、何故ならばミラーを通してでも目線が合った時のバツの悪いこと、、、
雰囲気で覗き見をしなくてもだいたいお察しはつく、内心、ははー、いちゃついているな?すると女性が、ダメ、運転手さんが見てるから!すると男性が、大丈夫だよ、爺だから、ロボット、ロボットみたいなもんだよ!ときた。内心、俺は爺には間違いないがお前も数十年たてば爺になるんだよ、ロボットとは何事だよ、この若ぞうが、と言いたかったがお客だ、じっと我慢。

小さな子の手を引きお腹の大きな若い妊婦さんが乗車した。途中コンビニへ寄ってくれとのことでコンビニの駐車場に入ったが、前を大手運送会社の軽ワゴン車も入り左に曲がったので入り口に近い空きスペースに前進で車を止めた。大手運送会社の20歳代と思われるドライバー、駐車場に車を止めてコンビニの入り口へ歩き私の車の横を通るときに私に何か言っているようだ、聞こえなかったので何かと思い窓を開けるとドライバーが引き返してきて私に、おまえ阿保か!と言ってきた。何ですか?というと、何ですかじゃないっちゃ、おまえ阿保か、おれがバックで入ろうとしたんじゃ!初めてピンときた、そうかこの空きスペースに入る予定だったのか? あッ、そうですか、、すると、そうですかじゃないっちゃ!私が後からうっかり気が付かずに運送会社のドライバーが止めようと思ったところに車を止めたのは確かに悪かったが、仕事でコンビニはよく入るが逆に私が止めようとハンドルを左右に切ってバックで入れようとすると後から来た車がスッと入ることはよくある、相手が私のことに気が付かずに止めたんだな、と別の場所に止めるが、、気が付かなかった私が悪いので、すいません!と謝った。するとまた、阿保が!と捨て台詞を残して入り口に歩いて行った。私から見れば孫か子供のような年齢だ、、腹がたつのを通り越して、逆にこの若い青年が気の毒な気がしてきた。勿論立派な若者もたくさんいるが、残念だが最近はこのような若者も多いね、、、
mixiチェック

2012・05・30
米山登山
5月も終りに近づき周りの1000メータークラスの山々の山開きのニュースが伝えられている、待ってました! 一昨年の秋に20数年振りに登った霊峰 米山この時は体力も考え一番距離の短い、水野林道登山口から登ったが、これではチョット物足りない気もする。今年初めての山行き、自分の体力の試し登山も兼ねて少し距離の長い下牧登山口から登る事にした。天気も一日良さそうだ、8:50自宅を車で出発、頸城平野も田植えが終わり天気も問題なさそうだ(写真)、下牧登山口にある今は廃校に成っている小学校に車を置いて10:00登山靴に履き替えて出発した。

米山登山ー2
登り始めて40分、水野登山口との分岐点、ここで初めての小休止、一息入れて15分程で(11:00)駒の小屋に到着だ、そして結構な登りもあるが11:35 水野林道登山口との分岐点を過ぎて、暫くで11:45 しらば避難小屋に到着、ここで小休止、ここから少し急な坂を下り、それから又登り始めて25分後の 12:15 米山山頂(993m)に到着だ(写真)。登り始めて休憩を含めて2時間15分、、 まーまーのペースだな、、。 ここは日本三薬師の一つ、米山薬師が祀ってあり登山者が多い、山頂には薬師堂、山小屋、トイレ、の建物がある。

米山登山ー3頂上に着くと少しガスがかかり視界はあまり良くないが今の時期はしょうがないかな、、、頂上の小屋には数人の先客が、周りの景色を眺めながら途中コンビニで買ったサンマのかば焼きとオニギリで昼食、これが又美味しいのなんの、いつもの事だが苦しい思いをして登って来た甲斐があるってもんだわネ、、、暫くで少し視界もきいてきた。50分ほど休んで 13:05 頂上を後にして下山を始めた。帰りは休み無しで一気に下山するか! とも思ったが、待てよ、急ぐ必要も無い、むしろ下山時に怪我をする事が多い、慎重に下ろう、、昨日は夕方から雨も降ったし山肌は濡れて滑り易い、案の定、下りで足が滑り、スッテ―ン、岩に尻餅をついた、最近は尻の筋肉と言うか、脂肪と言うか、すっかり無くなり、その分、痛いのなんの、、50分後の13:55 駒の小屋に到着、ここで少し休憩し40分後の14:40 下牧登山口に戻ってきた。休憩を含め1時間35分のペース、まーまーのペースだな、。 ここ米山は海抜が低い割には海岸から一気に山に成っているので結構きつい。





mixiチェック

i_FVimnDKHYfsqiMTKJV1gikTEhGRN5R_150長い間タクシードライバーをやっていると色々な事があったな。新潟にいた時の特に印象に残っている思い出だ、、、

今日は夕方5時から夜中の2時までの勤務、週末のしかも25日だ、ちょっと忙しく成るかな、!特に週末の夕方の時間帯は忙しくなる、30分早く4時30分に出庫、週末で家に帰るのだろう単身赴任のビジネスマンを駅までお供して、直ぐに下りの特急から降りてきた2人の男性客、行き先は市内のある料亭だ、お客さん、道順は○○と○○どちらにしますか? 運転手さんにお任せします、早く着ける方で、、、!話の内容からして2人とも医師である事は明白だ、2人の会話を聞いていると、ははー、 首都圏の大学病院の先生だ、しかも50歳前後と思われる先生は日本でも著名な名医師のようだ、もう一人の30歳代の男は同じ病院の若手医師のようだな。どうやらこの有名な先生、今日は地元の料亭でいくつかの病院の医師が集まる席で講演をするようだ、2人の会話を聞いていると素人の私でも理解できる興味のある話も出てきて日本の最先端の医学を僅かチョビット少しだが垣間見る事が出来た。相手によって運転の仕方が変わるわけではないが、 こんな偉い先生をお供して事故でも起こしたら一大事だぜ、、ハンドルを握る手に自然と力が入る、、、、

docter01_a03 医師しかーしだ!  そこはチャッカリちゃ―んと盗み聞きした。ただで偉い先生の講演を聞けたってもんだ、この仕事の特権だね、、私が興味を持ったのは今の世の中新しい技術、開発、発明などに関しては特許、と言うものがあるが、医学の世界では治療技術などで特許、なんてものはない、と言うような意味の事を話されていた。決して今の自分に満足することなく、常に研究し自己鍛錬を欠かせてはいけない、、!と言っておられた、もう少し2人の会話を聞きたかったんだが30分位で目的地の料亭に着いた。 若い医師が 先生、カバンをお持ちします、、いや、大丈夫だ、、いや、それでは私の格好がつきませんから、、首都圏から来られた大学病院の二人の医師は女将さんに案内されて中に消えて行った、、、やっぱり偉くなる人は言う事が違うね、、、
mixiチェック

ジブラルタル海峡
平均が13,5ノットと速度の遅い本船だ、パナマのクリストバルを出港して2週間、午後のワッチ(当直)の時に前方に大陸が見えてきた、大西洋を横断して久し振りに目にする陸地だ。千葉県の君津を出港して太平洋、大西洋と横断し地球を半周以上した事になる、生まれて初めて目にするヨーロッパ大陸、スペインの(イベリア半島)、ジブラルタル(写真)わかるかなー! そして右舷にアフリカ大陸、モロッコが見える、一ヶ所でヨーロッパ大陸、アフリカ大陸と両方が見渡せる場所はここだけだろう、なんともロマンティックじゃありませんか、、、アフリカ大陸(モロッコ)とイベリア半島(スペイン)の間、狭いところで約8海里(14-5キロ)だ、双眼鏡を覗くと灯台も見えている、西の大西洋と東の地中海をつなぐ出入り口として軍事上、海上交通上、きわめて重要な位置を占めてきた、イギリス領のジブラルタルにはイギリス軍が駐留している。四日後にはイタリアのラベンナに入港する、通信長と手分けして入港書類の作成にかかった、、、
mixiチェック

バラの地球儀


バラの地球儀
ラグビーワールドカップ日本がいよいよ始まった。日本は初戦でロシアに圧勝し益々いきが上がっている。ご当地大分も開催県になり数年前より「一生に一度がおおいたに」を合言葉に準備が進み世界からの観光客をお迎えする準備はほぼ完了している。ご当地には10万人の外国からの観光客が訪れると予想され、大分県が推進する花のおもてなし事業の一環として”バラの地球儀”で国内外からの観光客をおもてなしするプロジェクトで直径2メーターの地球儀が2,800輪のバラのプリザーブドフラワーで飾られ大分駅のコンコースに完成した(写真)。7色のバラは世界5大陸と海と日本を表現して9月19日(木)~10月18日(金)まで展示される。

駅前のオブジェ
大分駅府内中央口、ロータリーに展示されていたラグビーワールドカップの巨大オブジェ、、10月2日(水)から大分会場(昭和電工ドーム)で準々決勝2試合を含む5試合が予定されている、週末から暫くご当地はラグビーに沸くだろうで、、、

mixiチェック

平治岳
2014・06・15
九州に来て九重連山のミヤマキリシマの花を是非みたいと思っていたが、先月、久住山、中岳で見ることが出来た。しかし九重連山の平治岳(ひいじだけ)のミヤマキリシマはすごい、と言う話は新聞、テレビなどで承知はしていたが是非一度、この目で見てみたい、、との思いが遂に実現した。先週から見頃を迎えていたようだが日曜日は生憎の天気、今月から勤め始めると、そーは簡単に休むわけにはいかない、天気予報では晴れから曇り、今日が最後のチャンスだ、、、

平治岳
今朝は2時半に目が覚めた、好きなことをする時は早く目が覚めるネ、、布団の中で今日の平治岳登山の色々な資料を頭の中で整理して3時に起床した。一人でパンとコーヒーの朝食を食べて3:50車で出発した。国道210号線を進み庄内町から県道の621号へ、ようやく明るくなってきた、この時間なら駐車場が満杯と言うことは無いだろう、家を出て1時間半後の05:20登山口の男池(おいけ)の駐車場に着いた。2ヶ所の広い駐車場は半分ちかくは止まっていた。駐車場にはいく張りかのテントも、恐らく大部分は車の中で寝たんだろう、登山靴に履き替えてトイレに寄り 05:40登山口(写真)を出発した、、、

平治岳
まだ時間が早いせいか登山口に入るのは私と他に1~2組だ、綺麗な渓流の橋を渡り登山道へ、比較的に歩きやすい登山道を小鳥のさえずりを聞きながらトレーニングを兼ねてゆっくり登って行く、6時前の山の樹林帯の中は未だ暗い感じだ、途中のかくれ水で休憩にしようと思ったが何時になっても着かない、どうやら見落としてしまったようだ、帰りに寄ろう、、整備されている登山道とは言い難いが、登山道と言うものはこんなもんだろう、、ほとんど案内看板は見当たらない、時間が早いため、追い抜く事は無いが追い抜かれることもない、一人黙々と歩くだけだね、登山口を出てからちょうど1時間後の06:40 ソババッケ(写真)に着いた、5~6人の先客が休んでいた。ここまでは極めて順調に来た、むしろ早いペースだ、ここで1回目の休憩だ、途中のコンビニで買った水が美味しい、、、

平治岳
ソババッケを出発し暫く行くと、いよいよ岩がゴロゴロのきつい登りの登山道だ、岩に手をかけ、木の枝につかまり息も絶え絶え登る、いつも山登りで苦しくなると、なんで登山家気どりでこんな山になんか来たんだろう、家でテレビでもみていればよかったな~、 と思うんだがネ、途中で下山してくる二組の登山客に出会った、えー、こんな時間にもう下ってくるのかよ、恐らく昨夜は坊がつるの法華院温泉山荘に泊まって平治岳に登り今下山してきたんだろう、、もうそろそろ大戸越(うとんごし)に着くころだがなー! まもなく前方が少し明るくなってきた、そして何やら声が聞こえる、ぱっと視界が開け樹林帯が終わった、07:50 北大船山、坊がつる、平治岳の分岐の大戸越(写真)に着いた。平治岳の頂上方面を見ると一面ピンクに染まっている、見事なミヤマキリシマの群生だ、沢山の登山客が休んでいる、今までの疲れもいっぺんに吹き飛んだね、いやー来てよかったね!ここで景色を眺めながら2回目の10分間の休憩とした、、、

平治岳
大戸越で10分間ほど休憩して頂上方面を見上げると登山道はびっしり花におおわれている、ここから先は登りと下りがそれぞれ一方通行になっている。まさに花畑の中を登って行く、見事な一語に尽きるね!登りは結構きついが少し歩いては周りの景色を堪能し又登って行く。下を見下ろすと先ほどの大戸越にはソババッケ、坊がつる、方面から続々と登ってくる。頂上は二つのピークがある、35分ほどで一つのピークに到着した。

平治岳
大戸越からピークまでのお花畑が素晴らしかったがピークから平治岳の頂上に向かう頂上付近のお花畑はさらに素晴らしい(写真)、こんな高所の山の上にこんなに綺麗なところが有るのだろうか、思わず目を疑いたくなるほど素晴らしい光景だ。ミヤマキリシマの花だけではない、九重連山の山々、、360度の大パノラマだわね、

平治岳
登山口を出発して3時間10分後の08:50、平治岳(1,643m)の頂上に立った(写真)。頂上には沢山の登山客が景色を楽しんでいる。向かいの北大船山の山も頂上付近がピンクに染まっているのが見える。2週間前に登った久住山、中岳などが手に取るように臨める。

平治岳
頂上からは有名な坊がつるが手に取るように見える、テントサイトには色とりどりのテントの花が咲いている、そして目を少し上に向けると九州では一番高地にある温泉、法華院温泉と法華院温泉山荘が見える(写真下が坊がつる、中央部が法華院温泉山荘)。近いうちに是非坊がつるを訪れてみたいもんだ、平治岳の頂上を十分堪能し、もと来た道を下山を始めた、、、

平治岳
下山は大戸越までは一方通行で下山専用道を一気に大戸越まで下山した。体力はまだ問題ないし、時間はたっぷりとある、思い切ってこれから目の前の北大船山へ登ってくるか?往復で2時間ちょっとだろう、いや、明日からまた仕事だし、無理は止めよう、またいつでも来れる、、と言うことでソババッケに向け下山を始めた、しかし続々と登ってくる登山客、道を譲ったり、挨拶をするのが大変だ、若い山ガールの二人組、私のリュックに下げたステンレスのマグカップを見て、上でコーヒーを飲んだんですか?親しげに聞いてきた、いや、コーヒーは飲みたかったんですが持っていなかったので、水で我慢しました!ソババッケで一息入れて又歩き始めた、あと1時間だ、途中で大きな大木が半分折れていた(写真)、恐らく百年以上は経っているだろう、、、

平治岳
ソババッケを出て30分くらいで登りの時に見過ごした、かくし水(写真)に着いた、せっかくだマグカップに一杯飲んだが、美味しい水だ、そして30分ほどで登山口に無事戻ってきた、、、

mixiチェック

久住山
2014・05・31
頂上で周りの景色は十分に堪能した、(写真は眼下の久住高原と遠くに百名山の祖母山、傾山が臨める)、体調も良いし中岳へも登ることに決めた。しかし下山する人は全員久住分かれの方に下山している、これだけの人だ、中岳に登る人はいるはずだがねー!私は別のルートの稲星山の方に下り中岳を目指すことにした。ほとんど通る人がいないようだがもしルートを失ったら躊躇せずに又こちらに戻ろう、、そう決めて稲星山方面に向かった。

稲星山
稲星山
頂上を後にし誰も通らない決して良いとは言えない登山道をどんどんと下って行く、頂上や久住分かれからのルートにはあれだけの人がいるのに、このルートは人っ子一人通らない、すると下の方で何か動いた者を見た、へー、登って来る人がいるようだな!暫くすると大きなリュックを背負った50歳前後くらいの男の登山客だ、こりゃベテランの登山者に違いない、、登山道を避けて、あのーちょっとお尋ねしたいんですが?真っ黒に日に焼けた顔に白い歯だけが目立つ、ニコニコとした顔、はい、どーしました!中岳までのルートを尋ねると、稲星山へ登ってから下るルートと登らずに真っ直ぐ行くルートと二つあるが先で二つのルートは一緒になるという、やっぱり想像通りベテランだ、詳しく教えていただいた、やっぱり山男は親切で気持ちが良い、暫く下ると教えてもらったとおり南登山口から久住山、稲星山との分岐に出た。

稲星山
さーどうする、稲星山にも登りたい気もするが、やっぱり今回は未だ先もあるしパスして目的地の中岳に向かおう、、道の両脇は笹がずっと生えている(写真上)、ひたすら平原を歩く、するとポツリポツリと稲星山から下山して来る人、登っている人の姿が見えてきた、そして左前方に中岳がそびえている、、、

中岳
間もなくすると稲星山からの道と合流し、中岳、久住分かれへの分岐だ、迷わず中岳へ進みまた登りだ、息を切らして登っていると時々下ってくる人に出会う、岩場の梯子(写真)を登り頂上はもうすぐだ、、、  

中岳
久住山を出発して約1時間、九州本土の最高峰の中岳(写真)の頂上に着いた。こちらも360度のパノラマで素晴らしい眺めだ、大船山、北大船山、平治岳(ひいじだけ)、目の前に天狗ヶ城、稲星山、久住山、三俣山、硫黄山からはガスが噴き出ている、そして眼下にはあの、坊がつる、水をたたえた御池、大船山、北大船山の頂上付近がピンクに染まっているのが見える、あれがミヤマキリシマの群生だな、久住山からの眺めとはまた違った眺めだ、もう感激!素晴らしいの一言だ、

坊がつる
 頂上からは有名な坊がつるが見渡せる(写真)、テントサイトには色とりどりの多くのテントが見える、近いうちに九州では一番高地にある温泉の法華院温泉、坊がつる、は是非訪れようと思っている。
阿蘇くじゅう国立公園にある坊がつるはタデ原湿原とともに国内最大級の湿原であり「くじゅう坊がつる・タデ原湿原」としてラムサール条約に登録されている。
 

御池
空池
水をたたえた、こんな高いところにある池、御池(写真上)、そしてなにも無い空池(写真下)、頂上から目の前に天狗ヶ城が見えている、時間はたっぷりある、ここから久住分かれに下山するなら目の前の天狗ヶ城に登って行くかネ、、、

天狗ヶ城
中岳の頂上を後にして真っ直ぐに久住分かれに向かわず天狗ヶ城を経由して久住分かれに向かうことにした。少し下って稜線を歩き又登りだ、そして11:00天狗ヶ城(写真)に到着した。数人の先客がいたが昼食には少し早い、ここは周りの景色を眺めて久住分かれに向かい下山した。

避難小屋
  11:35久住分かれを経由して避難小屋に着いた(写真)。そろそろ腹も減ってきた、飯にするかネ、、途中のコンビニで買ったオニギリ2個と、お~い、お茶、で昼食にした、美味しいこと、それにいい景色だ、至福のひと時だね。全く日陰は無いが時折吹く風は火照った体に気持ちが良い、この広場での登山客はざっと数えただけで100人は超しているだろう、それでもまだどんどん登って来る、たまげたネ、、

久住
避難小屋のある広場で20分ほど休憩をして下山を始めた。高度を下げてくると登山道脇にミヤマキリシマが咲いている(写真)、しかし今年は虫にやられて咲かない株がたくさんあるようだ、まだ少し早いようだ、後1週間くらいで見頃になるんではないだろうか、それにしても未だどんどん登ってくる登山客に会う、そのたびに挨拶するのも疲れるでね、、、

牧ノ戸登山口
  国立公園内にある九重連山は登山道などもよく整備されて素人登山家の私でも十分楽しめる、近いうちに大船山、平治岳、三俣山、坊がつる、、などなどを訪れたいが来週あたり、天気があまり良くないようだ、そろそろ九州地方は梅雨入りだろうかネ、、あさ登山口を出発して7時間、無事に登山口(写真)に戻ってきた。荷物をベンチに置き早速に売店でソフトクリームを買って食べた、あまりにもの美味しさにすっかり嬉しくなり、帰り際ベンチに置いたリュックだけ持って手袋を忘れてきた、家にかえって気づく、、 歳だねー!   

mixiチェック


久住山
2014・05・31
先週は由布岳に登り、その次は日本百名山の九重連山の主峰 久住岳(1,786,5m)登山と決めていた。今回はやまなみハイウエイの牧ノ戸峠の登山口から登り久住山に登ることとしたが久住山に登り体力と相談して九州本土の最高峰である中岳も視野に入れていたが体に聞いてくれ!と言う感じだな。明日の日曜日は九重山の山開きで色々なイベントがある、したがってかなり混む事が予想される、ならば今日の土曜日にしよう、、と言うことになった。資料を読んでみるとシーズンの週末は混み合い駐車場の確保が大変だ、と言うことは解っていたので少しでも早く家を出発したかったんだが、あさの3時に勝手に目が覚めた。好きなことをする時は早いね、!布団の中で今日のコースなどのスケヂュールを頭の中で復習し3:30起床し一人で準備し4:30家を出発した。今日も良い天気になりそうだ、、、

久住山
別府からやまなみハイウエイに入り06:30、牧ノ戸登山口(写真)に着いた。広い駐車場はすでに90パーセントいっぱいだ、端の空いているところに車を止めて準備、恐らく車の中で寝た登山客もたくさんいるんだろう、準備をして06:35出発した。しばらくはコンクリートで舗装した登山道だ、準備運動を兼ねてゆっくりゆっくり登って行く、途中に東屋の展望台などがあるが写真だけ撮って登り始めると木の階段が続きこれが終わると樹林帯の中を登って行く、しかし登山道はよく整備されている。さすがに人気のある山だ、前にも後ろにも登山客が続いている。

久住山
 樹林帯の中を小鳥のさえずりを聞きながら登って行く、樹林帯を過ぎると大きな岩がゴロゴロしているところを岩に手をかけて登って行く、誰もが手を掛けそうなところは岩の色が変わっている、今までに何人の手がこの岩を掴んだんだろうなー、途中から前を歩いていた72歳という人が親しげに話しかけてきた、長崎県の諫早市から来られたらしいが、聞きもしないのに色々と教えてくれる、久住山のずっと手前の扇ヶ鼻に登るんだとの事、お蔭で07:50、退屈もせずあっという間に扇が鼻の分岐点(写真)に到着した。

久住山
久住山


扇ヶ鼻分岐を過ぎて暫くで星生山(ほっしょうさん)の分岐(写真上)を通過する、この辺まで来ると周りの九重の山々が見渡せ見える山も変わっていく、それにしてもこれが山の中に道かえ?と思うほど立派な登山道が続く(写真下)、正面に久住山が見えてきた、あれが九重連山の主峰、久住山か来てよかったなやー、、

久住山久住山







歩きやすい稜線を暫く歩くと岩がゴロゴロしたところに変わる、すると眼下に赤い色の小さな建物が見えてきた、あれが避難小屋だな、、岩場を下ると08:20避難小屋、トイレのある広場に着いた(写真左)ここまでは極めて順調に来たな、、一応トイレに寄るが汗でみな出てしまい、出るものも出ない、今度はまた岩場を登ると間もなく久住分かれ(写真右)に着いた。ここは久住山、中岳、坊がつる、大船山方面などの分岐になる、右前方にはこれから登る久住山の姿が見える、、、

久住山
久住分かれから息をきらして岩の急登を登る、そして09:00九重連山の主峰、久住山(1,786,5m)の頂上に着いた(写真)、登山口を出発して2時間25分、途中避難小屋で5分ほど休憩したが、あとは景色を眺めたり写真を撮る程度で休憩らしい休憩はせずに私にとっては順調に頂上に着くことが出来た。頂上には十数名の先客がいた、360度の大パノラマだ、祖母山系、阿蘇の山々、由布岳、中岳、稲星山、天狗ヶ城、などの山々、眼下には久住高原が見渡せる、、30分ほど周りの絶景を堪能した。体調は良好だ、むしろ少し物足りない、中岳もついでに登るか!近くにいたご夫婦らしき人に尋ねると、一旦久住分かれまで戻らなければいけない、と言う、私の調べた範囲では確か久住分かれまで戻らないで中岳に行けるルートがあった筈だがな、近くにいた年配のベテランらしい人に尋ねると稲星山の方に下って中岳に行くルートがあると言う、さーてどうする、、、

mixiチェック

由布岳

2014・05・24
朝の5時に目が覚めた、お湯を沸かしてパンで軽い朝食だ、05:45別府経由やまなみハイウエイで出発した。深田久弥が日本百名山に選ばず悔やんだ、と言われる豊後富士、由布岳(1,580m)に登ることにした(新百名山に選ばれている)。本格的な登山は昨年夏の北アルプス白馬岳いらいになる。やまなみハイウエイで城島高原入口を過ぎ暫くで右手に由布岳の雄姿が見えてきた。天気はいいし最高の登山日和だ、06:45阿蘇くじゅう国立高原の由布岳登山口(写真)に着いた。いくつかのコースがあるが今回は一番人気のある中央登山口から登ることにした。駐車場に着くと無料駐車場は既に満杯に近い、何とか奥の方のスペースに駐車できたが、あと5分もすれば満杯だろう、ついてるねー!

由布岳
06:55駐車場を出発した、由布岳は西峰と東峰の二つのピークを持つ双耳峰だ、西峰は鎖場などスリルがあるコースだ、西峰からお鉢めぐりをして東峰に立ち下山する方法もあるんだが1時間半くらい余分にかかる、今回は手術後初めての本格的な登山となる、自分の体力などを試す意味もある、無理をせず東峰に登ろうと決めている、元気でさえあれば何時でも登れる、自分に言い聞かせて歩き始めた。初めは緩やかな草原の中を登って行く(写真)10分くらい歩くと樹林帯に入り登山道らしくなってきた。新緑を眺め、小鳥のさえずりを聞きながら整備された登山道を登って行く。いつも思うことだが人気のある山はよく登山道が整備されている、お蔭で私のような素人登山家でも安全に登山を楽しむことが出来る、これには多くの労力と費用がかかっているだろう、感謝だネ、、、さすがに人気のある山だ、土曜日と言うこともあるだろうが沢山の登山客がいる、今回は特にゆっくりとマイペースで登山を楽しもうと思っている、これが一人登山の良いとこだ、正直なところ体力が落ちて早く歩けなかったんだがね、昨年よりも体力の低下を実感した。今回は何人にも追い抜かれたが追い越すことは無かった、、

由布岳
登山口を出発して45分、07:40に合野越(写真)に到着した、ここまでは極めて順調だ、先客が数名休んでいるが先ほど私を追い越して行った人も休んでいる、ここで岩に腰を掛けて初めての小休止とした。

由布岳
合野越を過ぎると岩や石がごろごろする登山道に変わってきた、そして大きな樹林帯から背の低い植物に変わってきた、右側にはやまなみハイウエイや由布院盆地が綺麗に見える、すでに下山してくる登山客も、おそらくキャンプや車の中で寝て明るくなると登山を始めた人達だろう、、登山道の脇には小さな可愛らしい高山植物も顔を出してきた、名前が解ればまた楽しみも違うだろうが私には全く名前が解らない、しかーしだ!先日経塚山で初めて見たミヤマキリシマ(写真)が咲き誇っている、海抜1100メーター当たりでは7~8分咲きだ、しかし高度が上がるにつれて蕾の数が増えて1500メーター当たりではまだ蕾だ、、、

由布岳
ゆっくりと周りの景色を堪能しながら登り09:10西峰と東峰の分岐点、マタエ(写真)に到着した。見ていると西峰を目指す登山客が僅かだが多いように感じる、体力的には問題がなさそうだが、戸隠山の蟻の背わたり、剣の刃渡り、などいろいろと経験してきた、俺も西峰にするか!私の頭の中では東峰派と西峰派が争っている、いや、今回は東峰にしよう、、と言うことで予定通り東峰に決めた。

由布岳
由布岳
分岐点のマタエで2回目の休憩をとり岩場の急登を登る、苦しいとこだがふと振り返ると由布院盆地、ヤマナミハイウエー(写真)などが望め癒されるね、、

由布岳
09:30由布岳の東峰(写真)にたどり着いた。数組の登山客が眺めを満喫している、多少もやがかかっているようだが360度の大パノラマだ、遠く久住連山、鶴見岳、国東半島、別府湾、由布院盆地、英彦山、などが臨める絶景だ。途中コンビニで買ったオニギリを食べようとも思ったが昼にはちょいと早いし、ハエのような小さな虫が出迎えてくれている、昼食は後ほどと言うことにして30分ほど頂上で絶景を堪能し下山を始めた。
下山を始めると登山者がどんどん登ってくる、挨拶をするのに疲れるくらいだ、景色を眺めて合野越まで一気に下ってきて、ここで小休止とした。いつも思うんだが怪我をするのはほとんどが下山中だ、気を付けながら無事登山口に戻ってきた。駐車場の中にある休憩所でオニギリとお茶で昼食とした、美味しいのなんの、、、





mixiチェック

↑このページのトップヘ